角栓は黒いため、角栓ができると毛穴が目立つようになります。
毛穴が多い鼻の周りやおでこ、顎などに黒いブツブツとなり目に付くので角栓を取り除こう!ということになりますが、本当に角栓を取り除くことが良いことなのでしょうか?
角栓については意外と意見がわかれます。
角栓を取り除く派は、毛穴が目立つ、ブツブツが目立つので少しでも良くしたいという気持ちが強い。
体質にもよりますが、人によっては大きい角栓はつめ先で押すとニュルッとでてくるくらいの大きさです。
ここまで大きいと当然目立ちます。
なので、取り除きたい。
この気持はわかりますが、角栓は取り除いてもすぐにできてしまいます。
なぜ角栓ができるのか?
そもそもなぜ角栓が出来るのでしょうか?
角栓は毛穴につまった皮脂や汚れです。
なぜ毛穴に皮脂や汚れがつまるのかというと、毛穴が広がっているからです。
髪の毛や眉毛はともかく、角栓が目立つ鼻やおでこは太い毛は生えていません。
それなのに毛穴が目立つというのはおかしいと思いませんか?
おかしいんです。
鼻やおでこの毛穴はそれほど大きくないのに、毛穴が広がってしまし、広がることで毛穴に皮脂が詰まりやすくなっているのです。
ではなぜ毛穴が広がるのかというと、余分な皮脂が分解してできた生成物が毛穴を刺激するからなんです。
つまり余分な皮脂は毛穴を広げ、広がった毛穴に余分な皮脂が詰まる。
これが角栓のできる原因です。
単純に言えば、角栓は余った皮脂が原因。
したがって、角栓対策は余分な皮脂を取り除くこと。
パックなどで角栓を取り除くことは根本的な解決策ではありません。
毛穴が目立つうちは角栓を取り除くことも必要かもしれませんが、取り除くことで解決しようとはせずに、余分な皮脂を取り除き、根本から治すという風に考えて欲しい。
まずは正しい洗顔で、余分な皮脂を取り除く。
時間はかかるかもしれませんが、根本的な角栓対策はこれ以外にありません。