舌回し運動が一番のほうれい線対策になる

ほうれい線はご存知でしょうか?
鼻から口の先にかけて出来る皺、たるみです。
ほっぺたの大きいから出来るわけではなく、顔の筋肉が弱くなることで皺になります。
女性はほうれい線対策に熱心ですが、それは「ほうれい線はすごく老けて見えるから」です。
例えば女性は化粧水や乳液を使う場合、下から上に向かって抑えるようにします。
これは、下から上に抑えるとほうれい線が出来やすくなると考えられているからです。
なので、持ち上げるように下から上。
「リフトアップ効果」を謳う商品もあります。
とにかく女性はほうれい線に非常に関心が高い。
一方で男性はあまり気にしないようです。
しかし、ほうれい線対策は健康のためにもした方がいいですよ。

老け顔は早死という傾向

ご存知でしょうか?
老け顔は早死の傾向があるという調査結果が発表されています。
南デンマーク大医学部のクリステンセン教授が双子を対象に調査したところ、老け顔の方が優位に早死の傾向があるという内容の調査結果です。
老け顔というのは
・目尻の皺
・下まぶたの皺
・ほうれい線
・口元のたるみ
・顔全体が落ちる
という点で評価しているようです。
あなたが老け顔だと感じるポイントと一致しているかと思います。
では、なぜ老け顔が早死なのかというと、よくわかっていません。
ただ、老け顔の人は体の柔軟性が弱くなっていることがわかっているので、これが影響していると考えられます。

体の柔軟性と老け顔

年をとると体が硬くなるというのは多くの人が感じることです。
実際に硬くなる、柔軟性が失われるのは筋肉や血管が伸びにくくなるからです。
筋肉や血管が持つ柔軟性は、コラーゲン繊維(膠原線維)と弾性繊維が組み合わさることで得られます。
しかし年齢とともにコラーゲン繊維と弾性繊維が少なくなったり、組み合わさり方が崩れるため柔軟性が失われます。
また動脈硬化も血管の柔軟性を損ないます。
これらを予防、低減するには、筋肉を動かす運動が一番です。
老け顔に関しては舌回しが有効です。

舌回し運動でほうれい線対策

舌回し運動というのは、そのまま舌をグルグル回すもので、やり方は二種類
口を開けて、舌を伸ばし、唇を舐めるようにグルグルと回す方法と、
口を閉じたまま、歯と唇の隙間に舌を入れるようにしてグルグルと回す方法です。
どちらも右回転、左回転をそれぞれ20回を3セット程度、毎日行います。
普段使っていない顔の筋肉を使うので案外疲れると思います。
場合によっては痛くなるので、無理をしないようにしてください。
舌回しは、あまり使われていない顔の筋肉を使うことでほうれい線対策になります。
他にも唾液が分泌されやすくなる効果もあります。
唾液がしっかりと分泌されることで口の中の雑菌の繁殖を押さえ、口臭予防や歯周病予防にも繋がります。

パソコンやスマホなどのディスプレイを見ていると無表情になり、顔の筋肉を動かさなくなってしまうそうです。
筋肉を使わない無表情っていうのは老け顔になりやすいそうですから、仕事でディスプレイと向きあう時間が長い方などは舌回しなどで顔の筋肉をしっかりと動かしましょう。

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