こすり過ぎは厳禁

肌のケアで最もやってはいけないことはタオルで擦ること。
タオルで擦るというと、乾布摩擦なんてあるし、なんだか体によさそうな気はしますが絶対にダメ!
タオルで擦りがちなのは、お風呂上りに体や顔を拭くとき、お風呂で体を洗うときです。
タオルで擦って洗わないと垢が落ちないんじゃないか?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
少なくとも毎日擦ることはありません。
特に肌が傷つきやすい顔はこすり洗いは厳禁。

肌の弱い方は擦らずに洗う方も多いとおもいますが、普通の方でも擦らずに石鹸で撫でるように洗うと、洗い上がりが全く違うことを感じるはずです。
擦らずに洗う方でもやりがちなのが、お風呂上りにタオルで拭く時に擦りがちですが、実は結構肌を痛めています。
というのは、乾いたタオルのほうが繊維が堅いから。
堅い繊維で肌を擦ったら痛むのは当然です。
ではどうするのか、タオルを体に当てたら動かさずに吸い取ってください。
出来れば繊維の柔らかいタオルの方がいいでしょう。
アクリルなどが入ったタオルは柔らかいのですが、アクリル繊維は食器洗い用のスポンジに使われているように堅い繊維なので、コットンだけのものがいいです。
本当はシルクのみがいいのですが、毎日使うタオルにシルクはちょっと現実的ではありませんね。
厚手のコットン100%のタオルを当てて、吸い取るだけ。

顔は特に傷つきやすいので吸い取る方法でやって欲しいのですが、顔だけでなく体もタオルをこすらずに吸い取るようにするとほんの数日でも違いがわかると思います。
すぐに違いを実感できるということは、それだけタオルを体に当てて動かすことが肌を痛めているということです。
肌ケアの基本は肌を守ることなので、傷めないということは何よりも重要な肌ケアなんです。