ニキビ、吹き出物の正しい対策法は洗顔のみ!

ふきでものはニキビのことです。
20歳を過ぎるとニキビではなくふきでもと呼ぶのだとか。
ニキビというと中高生に多い印象がありますが、必ずしも中高生だけのものではありません。
20歳以上のニキビを吹き出物と特別な呼び名を付けるくらいですから。
ふきでもの、ニキビは角栓と同じように毛穴に起こります。
角栓のように毛穴に皮脂やゴミがつまり、そこにアクネ菌が繁殖し炎症が起こった状態がニキビです。
炎症が起こり、膿(うみ)が溜まることもあります。
いわゆる、ニキビを潰すと膿が出てくるのは炎症が起きているからです。

・ニキビの原因、アクネ菌について
ニキビは毛穴の奥でアクネ菌が繁殖するのが原因です。
したがって、アクネ菌を殺菌してしまえばいいのです。
アクネ菌は毛穴の奥で繁殖するのですが、これには理由があります。
アクネ菌は嫌気性細菌と呼ばれる最近で、酸素が苦手です。
私達が生きていくためには酸素が必要で、酸素がいい奴に思えますが、実は酸素は毒でもあります。
酸素濃度が低すぎても、酸素濃度が高すぎても私達は生きていけません。
嫌気性細菌は極端に酸素に弱いため、空気が入りにくい場所で繁殖します。
嫌気性細菌であるアクネ菌の場合は毛穴の奥、特に皮脂で蓋をされた毛穴の奥で繁殖します。
皮脂で蓋をされることにより空気が入りにくくなり、アクネ菌は活発に繁殖しやすくなるのでs.
逆に言うと、皮脂で蓋をされていない毛穴ではアクネ菌は繁殖しにくくなるのです。

・ニキビ対策は
ニキビが出来にくくするには、きちんと洗顔をすることです。
洗顔をすることで毛穴に皮脂がたまりにくくなります。
また、正しい洗顔は開いていた毛穴をもとに戻すことができます。
洗顔が十分でなかったり、間違った洗顔では毛穴が広がり、皮脂が溜まりやすくなります。
まずは毛穴が皮脂でつまらないようにしましょう。
もしニキビができてしまった場合は、アクネ菌に対する殺菌効果がある洗顔剤を使います。
ニキビの原因はアクネ菌ですので、アクネ菌を減らすことが大切になります。
また毛穴に詰まった角栓を取り除くことも効果がありますが、角栓除去は肌を傷めることにも繋がります。
肌のケアとニキビ対策の両立は難しいので、角栓を取り除く場合は肌の状態を考えて行います。

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