肌のくすみがなくなれば(性格も)明るく見える


若い頃の肌はハリがありツヤがあります。
年齢とともにハリとツヤが徐々になくなり、所謂くすんだ肌になります。
くすんだ肌はどよ~んとした負のオーラのように、第一印象を悪くする原因でもあります。
逆に年齢の割にハリやツヤのある肌は活気を連想させ、イキイキとした明るい人物という印象を与えます。
肌の状態が違うだけで相手に与える印象が違うというのは、見逃しがちですが、結構大きなことです。

第一印象に影響を与える要素って沢山あるようで、実はあまり多くありません。
露出して目に見える部分、目や肌、身だしなみ、それ以外は喋り方くらいです。
喋り方や身だしなみは気を使う人も多いし、意識すれば良い方へ改善できます。
しかし肌の手入れまで意識を向ける方は少数で、逆に言えば差が付くのが肌の状態とも言えます。
というわけで、肌のお手入れをしましょう!
では、なぜ肌はくすみ、くすみはどのように対応すればハリやツヤが戻り、活発な印象を与える肌になるのでしょうか。

肌がくすんで見えるのは透明感が失われるからです。透明感が失われると光が反射しにくくなり、どよ~んとした印象になります。
女性用化粧品の宣伝に「透明感」という言葉がよく使われていますが、透明感ってのが実際大切なんです。
透明感のある肌はまるで光を蓄えたかのような明るさがあります。
この肌に透明感を与えるのは水分です。
ご存知のように水は無色透明ですから、肌に水分が沢山あれば肌に透明感が生まれるというのは想像しやすいと思います。
肌の水分は年齢とともに失われる、というのもなんとなく想像できると思いますが、実際にそうです。

では、どうすれば水分の多い肌に、若返ることができるかというと、基本は肌を優しく扱うことです。
肌は本来傷つきやすいものですが、あまり気にせずにいるためガンガン傷つき、ガンガン治して、しっかり治る前にガンガン傷つけています。
傷をつけないように接することで、肌はきちんとした状態に戻ります。
具体的にどのような時に傷つけているかというと、洗顔と顔を拭く時です。
顔に直接触れ、擦るような時に肌が傷つきます。
顔を洗う時は石鹸をしっかりと泡立てて泡で洗い、拭く時はタオルを当てて吸い取らせるだけでタオルで擦るように拭きとるのはやめます。
これだけを意識すれば1週間でも肌の違いが実感出来ます。
さらに続ければ1ヶ月もあれば肌に透明感が生まれてきます。
他には十分な睡眠や食事のバランス、ストレスをためない事も大切です。
まずは洗顔から見直しましょう。

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