鼻パックというのがドラッグストアなどで販売されていますが、使ったことがある方も多いと思います。
鼻の頭や小鼻の角栓を取り除くパックです。
パックにはいろいろな種類、目的がありますが、鼻パックは角栓を取り除くものです。
まるで粘着テープでベリベリっと角栓を引っこ抜くようなパックです。
この鼻パックですが沢山取れる人と取れない人がいます。
何が違うのでしょうか?
まず、沢山取れる人は間違いなく角栓が詰まっています。
角栓が詰まっているので、角栓が取れるわけで、沢山詰まっている人ほど沢山取れます。
しかし、角栓が見えるのになかなか取れない!ということもあると思います。
そういった場合はどうすればいいのでしょうか?
まずは角栓をとれやすくすることです。
角栓は皮脂や汚れが毛穴に詰まったものです。
脂の固まりのようなものなので、使う前にオイルでマッサージをして少しでも角栓を浮かび上が
らせるようなことをしましょう。
脂は水には溶けませんが脂には溶ける性質があります。
(ちなみに脂という漢字は動物性のものを指し、油という漢字は植物性のものを指します。
どっちも指す場合は油脂になります。)
したがって、角栓を溶かすためには動物性の油がいいのですが、動物性の油は基本的に固形です。
(ラードとかすきやきに使う牛脂、私達のおなかにある皮下脂肪や内臓脂肪も固形です)
そのため顔に付けても毛穴の角栓まで届きません。
そこで植物性の油やクリームを使う方法があります。
オリーブオイルや手や顔に使えるクリームを使いましょう。
オロナインを使うという方法も知られています。
次に温めること。
温めることで毛穴が広がり、角栓を取り出しやすくなります。
夏など暑くなると汗がでます。
一方で寒い冬は汗があまりでません。
熱いもの、辛いものを食べると汗がでるけど、冷たいものを食べても汗はでません。
これは体温を調整するために汗を出すのですが、汗がでるときに毛穴は広がります。
したがって、毛穴の角栓を取り出しやすいようにするには、温めてあげればいいわけです。
ただ、汗ばむくらい暑くなると鼻パックに角栓が付きにくくなるので、汗が出ない程度がベストです。
油で浮かせて、温めてあげればかなり角栓が取れやすくなります。
これで取れない場合は鼻パックだけでは難しいのでピーリングなどと組み合わせて、時間をかけてじっくりと取り組むことが大切です。
一気にやるとどうしても肌が痛むので、ゆっくりと徐々に角栓に取り組みましょう。
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